欧州自動車工業会(ACEA)が6月23日に発表した2026年5月の新車販売台数(主要31カ国、乗用車)は、前年同月比3.6%増の115万2523台で、4カ月連続で前年同月を上回った。電気自動車(EV)を筆頭に、電動車の好調が続いている。メーカー別では中国ブランドが躍進している一方、日本ブランドは伸びを欠いている。
パワートレイン別ではEVが同39.1%増の26万8487台だった。ドイツ(同39.3%増の5万9969台)、フランス(同92.7%増の3万7412台)、イタリア(同86.5%増の1万3274台)など、主要国は補助金効果もあり、そろって増加した。ハイブリッド車(HV)は同8.2%増の40万9006台、プラグインハイブリッド車(PHV)も同13.2%増の12万3339台と好調を維持している。これら電動車が全体の69.5%を占めた。
メーカー別では首位のフォルクスワーゲン・グループが同3.0%減の30万299台、ステランティスが同2.3%減の16万4958台、ルノー・グループが同1.0%減の11万124台で、そろって減少した。
日本メーカーはトヨタ自動車が同0.6%減の7万8168台、日産自動車が同16.0%減の1万7730台だったのに対し、スズキは同2.2%増の1万3965台、マツダは同6.2%増の1万2597台と盛り返した。
中国ブランドは比亜迪(BYD)が同約2.4倍の3万2380台、奇瑞汽車(チェリー)が同約3.5倍の2万7412台、零跑汽車(リープモーター)が同約5.6倍の9945台に急増している。中国ブランドはHVや内燃機関車も展開しており、価格力でシェアを伸ばしているとみられる。
26年1~5月累計は同4.5%増の582万4814台だった。
















