イクヨは4月22日、河西工業の株式を市場内外で追加取得し、9月末までに約15%まで高めると発表した。現在、イクヨが持つ河西工業の持株比率は約4.8%。株式の取得期間は4~9月末で、「可能な限り早期に取得を始める」(担当者)方針。株式の具体的な取得方法や取得相手先については、現時点では決定していないとする。
追加取得の背景について、「成長に向けた外部アライアンスの強化を目指しており、その一環」(同)としている。イクヨは自動車用樹脂部品などを手掛けており、内装部品を製造する河西工業とのシナジーなども見込んでいるとみられる。
日産自動車が主要取引先の河西工業は、日産の販売不振などに加えて、連結会計処理の誤りなど経営上の混乱も重なり、2025年3月期まで6年連続の最終赤字に陥っていた。北米を中心とした収益性改善や、国内外の工場閉鎖などにより、26年3月期は7年ぶりの最終黒字に転換する見通しを公表している。


















