財務省が4月22日に発表した貿易統計(速報)によると、2026年3月の中東向けの自動車(新車と中古車の合計)輸出台数は前年同月比54.4%減の3万6520台だった。2月下旬に中東情勢が悪化したことで同地域向けの海上輸送が混乱。自動車メーカーが車両の輸出を停止したり、中古車輸出事業者の出荷が止まったりしたことで3月実績としては直近20年で最も低い水準となった。
価格ベースでは、同36.8%減の1593億7300万円だった。
中東では日本車の人気が高く、新車をはじめ中古車も引き合いが強い。毎月6~8万台の車両が日本から出荷されている。ただ、米国とイスラエルがイランを攻撃し、情勢が緊迫化。海上輸送の要所であるホルムズ海峡も実質的に封鎖され、同地域への輸送が困難になっている。



















