ホンダ、中国の一部工場 6月にも稼働休止へ 販売苦戦で生産能力を最適化

  • 自動車メーカー
  • 2026年4月17日 19:30

ホンダがガソリン車を生産する中国の一部工場を6月に休止することが分かった。広州汽車集団との合弁である広汽本田の2工場のうち1工場を休止する。電気自動車(EV)の普及や知能化が先行する中国で苦戦が続く中、生産能力を最適化し、収益改善につなげる。

広汽本田のガソリン車工場に加え、東風汽車集団との合弁である東風本田のガソリン車工場1カ所の停止も検討している。ホンダは「当社から発表したものではない」とコメントした。

広汽本田、東風本田ともにガソリン車工場を2カ所、EVなど新エネルギー車(NEV)工場を1カ所それぞれ展開している。年間生産能力はガソリン車が計96万台、NEVが計24万台、中国全体では計120万台規模となる。工場休止により、ガソリン車の生産能力は半減となる。

ホンダは、中国での知能化や電動化対応が遅れ、苦戦が続く。2025年の生産台数は、広汽本田が前年比13.8%減の35万4114台、東風本田が同19.1%減の32万8175台と稼働率が低下している。販売台数も同24.2%減の64万6971台と低迷が続く。

ホンダは米国でのEV普及減速や中国市場での苦戦を受け、3月に四輪事業を抜本的に見直すことを発表。26年3月期と27年3月期で最大2兆5000億円の損失を計上する見通しを公表した。

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