各社とも国内生産を維持したいという思いは強い(8月1日のホンダ決算会見)

自動車メーカーの2011年度上期は、東日本大震災からの復旧を最優先にしなければならない状況が続いた。ただ、国内事業の大きな足かせとなる円高は、その間にも一段と進行した。7月12日に1米ドル=80円台を割り込んだ為替相場は、8月15日も70円台のまま推移している。日本からの輸出で十分な利益を得るには80円台でも厳しく、各社から「国内生産規模を維持す…