三菱自動車は米国事業の立て直しに向け、2010年中をめどに現地生産車種や販売網強化などの方策を固める。米国事業は金融危機による需要の落ち込みもあり、年間を通じた生産台数が能力の3割程度に低迷している。販売網も弱まっており、生産・販売両面でテコ入れが必要になっている。益子修社長は「米国はいずれ1300万~1500万台に戻る市場」とし、現地生産10万…