図1.今回開発した「光導波路多重型シリコン光行列演算回路」

東京大学大学院の竹中充教授、産業技術総合研究所(産総研、石村和彦理事長)光電融合研究センターなどの研究チームは、人工知能(AI)の計算速度を高める光プロセッサを開発したと発表した。研究では、複数の光導波路(光を特定の経路に沿って伝搬させる構造)内の光信号を直接加算できる世界初の「多ポート光検出器」を開発・実装し、これまで利用されていなかった「光導…