フィリピンとベトナムで好調だった「エクスフォース」
三菱自動車は、フィリピンとベトナムの2024年度販売がそれぞれ過去最高だったと発表した。フィリピンは前期比12%増の9万1639台で2年連続、ベトナムは同44%増の4万3065台で2年ぶりの過去最高となった。新型車「エクスフォース」や7人乗りMPV「エクスパンダー」などが好調だった。
24年度の販売シェアはフィリピンが同1.0ポイント増の19.5%、ベトナムが同2.8ポイント増の13.3%だった。
中村達夫副社長は「25年度は昨年、フィリピンで世界初披露した『ミツビシDSTコンセプト』の市販車を投入することで、ASEAN(東南アジア諸国連合)市場でのプレゼンスを高めるとともに、フィリピンとベトナムでさらなる販売拡大を目指す」とコメントした。