いすゞ自動車は3月21日、ノロウイルスによる食中毒で営業を停止している藤沢工場(神奈川県藤沢市)の従業員食堂の営業を24日昼から再開すると発表した。運営委託先のエームサービス(小谷周社長、東京都港区)に対する営業禁止処分が20日に解除されたため。稼働への影響は出ていないという。

藤沢市によると、11日に食堂で食事をした従業員など263人に下痢や嘔吐、発熱などの症状があったという。13日にいすゞ従業員から連絡を受けた保健所が調査し、食中毒と断定した。食堂は14日から営業を自粛。保健所はエームサービスを19日に営業禁止処分としたが、20日に解除した。

いすゞによると、同工場と各機能の稼働状況への影響はないという。症状があった従業員はいずれも快方に向かっている。