今回は自動車整備における作業改善の管理をテーマに、IoT(モノのインターネット)工具と各種ソフトウェアとの連携を図る「TRASAS(トレサス)」による作業管理の効率化をデモ実演などで紹介する。エクセル帳票に機能を追加するだけでデジタルトランスフォーメーション(DX)が可能な「お手軽DXアプリ」やトレサスなどを出展し、整備事業者などが抱える作業と作業管理の課題の解決に貢献する製品群の訴求に努める。
お手軽DXアプリは、フィールド業務向けDXアプリケーションの開発などを手掛けるビジー・ビー(牟田口陽介社長、東京都港区)が開発し、KTCが販売するソフトウェアだ。エクセルに「入力支援ツール」を追加することで、作業者の記録操作と記録管理のサポートを可能にする。また、複数作業の記録時でも入力項目への移動と入力の自動化ができるほか、作業中の操作が不要で、手を止めることなく効率的な作業と記録も行える。
通信式デジタルトルクレンチ「メモルク」や無線モデル「デジタルノギス」などの専用工具と併用することで、現場の整備士らの職場環境の改善や作業の効率化に貢献する。