EVモーターズ・ジャパン、国内初の専用工場で大型EVバス生産開始へ 2027年末、年産1600台目指す

  • 九州, 地域総合
  • 2025年1月9日 05:00

 EVモーターズ・ジャパン(佐藤裕之社長、北九州市若松区)は、2025年4月から国内初となる商用の電気自動車(EV)専用工場で、大型バスの生産を開始する。初年度は160台を生産する計画だ。今後も工場の拡張工事を推進し、生産する車種を順次広げていく。第4期工事を終了する予定の27年末には、年間の生産能力で1600台に引き上げる。

 同社は、23年6月から若松区向洋町の約5万8千平方メートルの敷地に、平屋建て工場や試運転コースなどを設ける工事に着手。27年末まで4期にわたる工事を行っていく。一般の人に施設の一部を開放しEVに試乗してもらうほか、工場見学などを実施する方針も打ち出している。工場や体感型の複合施設などを含む設備の総称を「ゼロエミッションe―PARK」とした。

 工場設備の一部が完成したことを受けて、来賓や地元関係者ら約350人が出席した披露式を開催した。席上、佐藤社長は「国内生産を開始するにあたり、品質管理を強化していく。国内での営業拠点展開にも取り組み、カーボンニュートラルの実現を目指す」と意欲を示した。福岡県の服部誠太郎知事は「佐藤社長の挑戦が、世界に選ばれる自動車の生産拠点を目指す我々の構想を推進する上でも大きな力となる」と祝辞を述べた。北九州市の武内和久市長は「メイドイン北九州のEVが、世界中で使われていくことにはロマンがある」と話した。

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