全トヨタ労働組合連合会(西野勝義会長、組合員36万2千人)は、2025年の春季労使交渉に向けた要求方針案をこのほどまとめ、5年連続で賃金の底上げにあたる「改善分」(ベースアップ)の統一要求額を示さない方針を固めた。一時金は前回同様、年間5カ月以上を要求する。来年1月10日に静岡市内で中央委員会を開き、正式決定する予定だ。賃上げの具体的な要求水準を…