電気自動車(EV)用の充電サービス事業者や自動車メーカーが参画する一般社団法人「EV・充電協議会」が発足した。EVの利便性を発信していくほか、充電サービスの在り方も模索する。将来的にはEVや充電器に関する政策提言も行う計画。代表理事には、大阪大学で招聘(しょうへい)研究員を務める太田豊氏が就任した。充電サービス事業者ではプラゴ(大川直樹代表、東京都品川区)やユビ電(山口典男代表、同港区)が加盟。ホンダや三菱自動車も加わり、まずは13社でスタートした。

12月5日に設立記念式典を都内で開いた。太田代表理事は「充電サービスの関係者が議論できる場をつくることが役割」とした上で、「自動車産業や電力業界とも話し合える組織にしていきたい」との方針を示した。