大綱に記された〝期限〟は約1年後に迫る

これから政府・与党で始まる税制改正論議は、電気自動車(EV)時代の自動車税制のあり方を占う天王山となりそうだ。自動車業界はすでに、保有課税を一本化して課税基準を車重ベースにする独自案をまとめた。課税負担を軽くして代替期間を縮め、自動車の産業基盤を守る狙いもある。ただ、燃料税収の先細りを何としても埋めたい財政当局の壁は高い。国民民主党が求めるガソリ…