ワークショップで社員と語る三井住友海上火災保険の舩曵真一郎社長(同社提供)

大手損害保険会社の不祥事は、「社内の常識が社会の非常識」という例が多かった。現場には端緒がたくさんあった。社内の「違和感」を迅速に吸い上げることができるかがカギになる。また、保険料収入という結果だけではない仕事の経過(プロセス)の評価や、改革の浸透度などをいかに「見える化」していくのも課題といえる。三井住友海上火災保険は「ブラッシュアップボックス…