ブリヂストンは、米国インディカーシリーズへのレース用タイヤの単独供給を2030年まで継続すると発表した。同社は「ファイアストン」ブランドで00年から単独供給を続けており、今回新たに5年間、契約を延長した。
同社はモータースポーツで得た知見を市販車用タイヤの製品開発にフィードバックする中で、特に近年は再生可能資源の活用に力を入れている。同シリーズには市街地レース用に、北米に自生する低木「グアユール」由来の天然ゴムを一部用いたタイヤを供給している。
同社は「スーパーGT」、「スーパー耐久」、「全日本ロードレース選手権」にも供給しているほか、26年からはFIAフォーミュラE世界選手権への単独供給も決定している。