優勝したチームHRCウィズ日本郵便(ナンバー30)

 「鈴鹿8時間耐久ロードレース第45回大会」が19~21日に鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)で開かれ、ホンダのワークスチーム「チームHRCウィズ日本郵便」が優勝した。チームHRCとしては3連覇で、ホンダとしては通算30勝目となった。

 同チームは史上最多の220周を走った。ライダーは高橋巧選手、名越哲平選手、ヨハン・ザルコ選手で、髙橋選手は鈴鹿8耐の優勝回数で史上最多の通算6勝目となった。ホンダ・レーシング(HRC)の渡辺康治社長は「重圧をはね除けて3連覇という偉業を成し遂げてくれたことに心から感謝する。これからもHRCはモータースポーツファン、ホンダファンの期待に応えるべくチャレンジしていく」とコメントした。

 同大会ではホンダのほか、スズキも「チームスズキCNチャレンジ」として実験クラスの「エクスペリメンタルクラス」として出場した。40%バイオマス由来のサステイナブル燃料や再生材を活用したパーツなどを採用。結果は8位で、トップ10入りを果たした。