アイシンは27日、持分法適用関連会社、エクセディの普通株式を全て売却し、資本関係を解消すると発表した。取引関係などに変更はない。

 アイシングループは、2001年にエクセディとの業務提携と資本参加を決めた。特に2017年以降のオートマチックトランスミッション(AT)の増産では、北米、中国、タイで生産体制を築くなど、世界的な生産・供給体制の構築で協業してきた。

 一方で両社が事業ポートフォリオの変革を進める中、「資本関係を解消し、それぞれの成長戦略を推進するのが最善である」との結論に至ったという。