三菱重工業と日本ガイシは18日、アンモニア分解ガスから水素を精製するシステムを共同開発すると発表した。アンモニアを分解する際に生成される水素と窒素の混合ガスから「膜分離方式」によって水素を取り出す。三菱重工は、アンモニア製造プラントや、アンモニアと水素のハンドリング技術を、日本ガイシは、分離精度と耐久性に優れたセラミック膜の知見をそれぞれ生かす。