車両と組み付けた部品をひも付けてデータ管理する

トヨタ自動車は、部品の材料や加工といった履歴データの一部を仕入れ先と共有する取り組みを始める。まず、シートベルトやエアバッグなど安全に関わる約20部品について、品質管理に用いる二次元コードを部品メーカーと共通化する。不具合が起きた際、原因や交換対象部品を素早く割り出し、消費者保護と品質対応コストの抑制を両立させるのが主な狙いだ。部品各社は、これま…