ダイハツ工業は3月28日、小型車「トール」とOEM(相手先ブランドによる生産)供給しているトヨタ「ルーミー」、スバル「ジャスティ」の生産を4月19日に京都工場(京都府大山崎町)で再開すると発表した。3車種は今月15日に国土交通省からの出荷停止命令が解除され、25日に生産済み車両の出荷を再開したが、生産開始日は未定だった。

同社は一連の認証不正問題により、昨年12月26日から国内全工場で稼働を停止。その後、国交省から出荷停止指示の解除を受けた車種を順次生産再開している。これまでに主力の軽自動車「タント」とOEM車のスバル「シフォン」を4月10日から再開すると発表したほか、小型SUV「ロッキー」およびOEM車のトヨタ「ライズ」のガソリンモデル、スバル「レックス」の生産を3月18日から再開。トヨタ「プロボックス」や「ミライース」「ハイゼット」などの生産も再開している。