神谷正太郎氏

1960年代から70年代は、貿易の自由化、資本の自由化という時代を迎える。60年前後を境に、自動車は営業用のハイヤー・タクシーから、法人の自家用に変わり、60年代の半ば以降から、個人の自家用に大きくシフトしていった。この流れをいち早くみて、どう対応するかしないかが大きな意味を持つ。50年代の終わりから60年代にかけ、国内で多くの自動車メーカーが活…