ダイハツ工業は18日、小型SUV「ロッキー」とOEM(相手先ブランドによる生産)車のトヨタ自動車「ライズ」のガソリン車、スバル「レックス」の生産を滋賀工場(滋賀県竜王町)で約3カ月ぶりに再開した。
ロッキーなど3車種は、国土交通省による試験で道路運送車両法に基づく保安基準の適合性が確認され、2月16日に出荷停止指示が解除されていた。ただ、ロッキー/ライズのハイブリッド車の検証結果はまだ出ていない。
これまでに、OEM(相手先ブランドによる生産)車や受託生産車を含め、20車種の出荷停止指示が解除されている。今月15日には小型車「トール」とOEM車のトヨタ「ルーミー」、スバル「ジャスティ」の出荷停止指示も解かれた。この2車種は京都工場(京都府大山崎町)で生産している。同工場では、トヨタからの受託生産車「プロボックス」とOEM車のマツダ「ファミリアバン」の生産を2月12日から再開している。