ダイハツ工業は3月15日、「トール」とOEM(相手先ブランドによる生産)車のトヨタ自動車「ルーミー」、スバル「ジャスティ」について、国土交通省からの出荷停止指示が解かれたと発表した。仕入れ先や販売会社などの体制が整い次第、順次出荷・生産を再開する。

国交省の試験で道路運送車両法の基準に適合していることが確認された。3車種は京都工場(京都府大山崎町)で生産している。同工場では、トヨタからの受託生産車「プロボックス」とOEM車のマツダ「ファミリアバン」を2月12日から生産再開している。

ダイハツでは、これまでにOEM車や受託生産車を含む17車種について国交省から出荷停止指示が解除されている。今回のトール、ルーミー、ジャスティの追加により出荷停止解除は計20車種となる。