マツダのメキシコ工場が操業10周年を迎えた。順調に生産規模を増やして同社の北米事業を支え、現地の人材も育ちつつある。今後は電動化投資や「自国ファースト主義」による政策リスク、米テスラ、比亜迪(BYD)などの進出による現地コストの上昇なども待ち受けるが、現地法人トップの岩下卓二執行役員は「メキシコ工場を確固たるものにしていきたい」と意気込む。「第2…