小岐須智浩(おぎす・ともひろ)常務執行役員

日本板硝子は売上高の過半を占める自動車用ガラス事業の収益力強化に取り組んでいる。製造部門では設備を最大限、活用するとともに、製品検査に人工知能(AI)を用いるなど、人手不足への対応も進める。製品開発では自動車メーカーとの「共創活動」を強化し、電気自動車(EV)の電費改善や快適な車内環境づくりへの貢献を狙う。アジア地域の同事業を統括する小岐須智浩常…