第21回「国際オートアフターマーケットEXPO(IAAE)2024」が5日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開幕した。海外を含む過去最多の418社・団体が出展した。今年10月に迫ったOBD(車載式故障診断装置)検査に使うスキャンツール(外部故障診断機)の実演コーナーなども設けられている。会期は7日まで。
IAAEでは整備や板金、部品・用品、業務支援システムなど多岐にわたるアフターマーケット分野の企業・団体が出展する。海外からは前年の約3倍となる200を超える企業・団体が参加。セミナーは、出展企業のプレゼンテーションを含む49本を予定する。今回からすべてのプログラムで聴講が無料になった。
オープニングセレモニーで、花井真紀子IAAE実行委員長(日刊自動車新聞社社長)は「大変革期にある自動車業界ではアフターマーケットも大きく変化している。今回も来場者のビジネスに役立つ幅広い分野の提案が盛りだくさんと確信している」と語った。