日本自動車会議所(内山田竹志会長)は9日、「第3回(2023年度)クルマ・社会・パートナーシップ大賞(CSP大賞)」(共催=日刊自動車新聞社)の表彰式を都内で開いた。大賞の自動車技術会や大賞に次ぐ「選考委員特別賞」のはちどりなど、受賞企業・団体・自治体や自動車関連団体から約80人が出席した。内山田会長は「それぞれが持つ熱意や創意工夫、実行力などが強く心に刻まれた。受賞の取り組みにはより光を当て、幅広く広報を行っていく」と語った。
全国から62件の応募があり、選考委員会の審議を経て、25件の「グッドパートナーシップ事業」が選ばれた。大賞、選考委員特別賞のほか、「モビリティ・ソリューション賞」3件、「地域・コミュニティ活性化賞」3件、「SDGs貢献賞」3件、「自動車ユーザー連携賞」2件を各部門賞に選んだ。
内山田会長はまた、能登半島地震にも触れ「自動車業界として、被災地の早い復旧復興に向けて可能な限りの力を尽くす」と話した。