トヨタ自動車は2月5日、豊田自動織機のエンジン認証不正の影響で稼働を止めている国内工場の一部について、9日まで稼働停止を継続すると明らかにした。休日出勤を予定していた週末10日の稼働も止める。12日以降の稼働判断は8日をめどに決める。

トヨタはエンジン認証不正が発覚した1月29日から4工場6ラインを停止している。当該エンジンを搭載する「ランドクルーザー300」を生産するトヨタ車体の吉原工場(愛知県豊田市)や、「ハイエース」を生産するいなべ工場(三重県いなべ市)などで稼働を停止しており、いなべ工場では同一ラインで生産する「アルファード」「ヴェルファイア」の生産も停止している。