共栄火災海上保険(石戸谷浩徳社長、東京都港区)が公表した2023年4~9月期の単独決算は、純損益が54億円となり、赤字だった前年同期から黒字に転換した。火災保険の保険期間短縮前となる一昨年の駆け込み需要の反動や、自動車損害賠償責任(自賠責)保険料の引き下げなどで、売上高に相当する正味収入保険料が前年同期比で1・5%減の871億円となった。しかし、…