素材産業でも脱炭素の取り組みが加速する

素材メーカーが脱炭素の取り組みを本格化している。神戸製鋼所は、天然ガスを還元材の一部に使用する手法によって、高炉工程で二酸化炭素(CO2)排出量を25%減らす技術を確立した。今後、自動車向け鋼板などでの採用を目指す。レゾナックは、川崎重工業と提携して川崎地区で水素発電事業に参入する。素材メーカーが製造工程の低炭素化を進めるのは、自動車メーカーなど…