国内タイヤメーカー4社の2023年1~6月期決算は全社が増収、3社が増益となった。各社ともグローバルでの値上げや販売比率における高付加価値品の販売増に取り組んだことが奏功した。海上輸送運賃の下落や円安などの外部環境も追い風となった。これを受けて住友ゴム工業、トーヨータイヤの2社は通期見通しをそれぞれ上方修正した。一方、欧米では景気停滞により市販タ…