三菱自動車は7月31日、第30回インドネシア国際オートショー(会期:8月10~20日)で世界初披露する新型コンパクトSUVの外観デザインを公開した。三菱商事や現地企業との合弁会社であるミツビシ・モータース・クラマ・ユダ・インドネシア(西ジャワ州ブカシ県)で生産し、11月の発売を予定する。

新型コンパクトSUVは、「Silky & Solid」をコンセプトに、スタイリッシュかつ力強いデザインを採用し、都心部のほかアウトドアでも存在感を発揮するスタイリングを目指した。フロントは同社のデザインコンセプトである「ダイナミックシールド」を進化させ、フロントグリルを左右バンパーで守る造形を立体的に一体化させ、スポーティーさを強調。LEDデイタイムランニングランプは、L字型とスリット状の造形を組み合わせてT字型に発光するデザインとした。ボディサイドは、フェンダーのふくらみやキャラクターラインで、SUVのたくましさや躍動感をイメージ。リアもフロントと同様にT字型のLEDテールランプを採用し、安定感のあるデザインを表現した。

ボディーサイズは、全長4390mm、全幅1810mm、全高1660mm。最低地上高は222mm。エンジンは1.5リットルでCVT(無段変速機)を組み合わせる。駆動方式はFF(2WD)としている。