国土交通省は、自動車事故による重度脊髄損傷者に対応した療護施設に関する委託基準をまとめた。重度脊髄損傷者が回復期後も十分なリハビリテーションの機会を確保できるようにするのが狙いだ。4月から自動車事故対策機構(NASVA、中村晃一郎理事長)が受け入れ可能な療護施設の公募を始める。「重度脊髄損傷者受入環境整備事業」として、国交省が初めて行うもの。病床…