日産自動車が発表した2022年4~12月期決算は、営業利益が前年同期比51・4%増の2897億円と大幅に増加した。原材料価格高騰の影響を為替の円安効果や販売の質改善などで打ち消した。通期見通しでは販売計画を30万台引き下げ340万台としたが、売上高、利益見通しは据え置いた。4~12月期の営業利益は、原材料価格や物流費の高騰などの減益要因を、為替や…