トヨタ自動車労働組合(西野勝義執行委員長、組合員6万8千人)は1月31日、2023年春闘で賃金の底上げに当たるベースアップ(ベア)を求める方針を明らかにした。賃金改善分を含めた要求額は「過去20年で最も高い水準」(光田聡志書記長)となる。エネルギー・物価高が続く中、若手を中心に期間従業員やパート従業員の水準底上げも要求する。ベア要求を明らかにした…