減衰力の調節を行うコントローラー

テイン(市野諮社長、横浜市戸塚区)は10日、減衰力を自動調整するショックアブソーバーの新たな制御技術を開発したと発表した。重力加速度(G)が高まる旋回過渡期のみ減衰力を強め、安定状態では緩和する。従来製品ではGが安定しても旋回中は強い減衰力が維持されるため、乗り心地を改善することが難しかった。新技術は時間当たりの加速度の変化率を示す「躍度」を制御…