飲食業、旅行業と並んでコロナ禍で苦境を強いられる航空業界。その中で航空貨物部門だけは好調だ。わが国の〝主翼〟である日本航空(JAL)と全日本空輸(ANA)も、厳しい旅客事業を尻目に、貨物事業は好調と聞く。好調どころか特需であるという声さえ届く。両社の航空事業での稼ぎ方にはそれぞれ特徴がある。ANAは貨物専用機を11機所有しているのに対し、JALは…