海上コンテナの輸送費高騰が続いている(写真はイメージ)

海上運賃の上昇が自動車メーカーの通期業績に重くのしかかりそうだ。海上コンテナの輸送費高騰や船のスペースの確保が難しい状況の継続は大きな減益要因となる。下期は半導体の供給が改善し、挽回生産が進むことで輸出も増加する見通しだ。一方で、今後は自動車船の確保も一層難しくなることが予想されるなど、物流の環境は不透明感が強まっている。新型コロナウイルス感染拡…