日本自動車輸入組合(JAIA、クリスチャン・ヴィードマン理事長)が4日発表した2022年7月の外国メーカー車新規登録台数は、前年同月比24・6%減の1万5815台だった。前年割れは11カ月連続で、マイナス幅は前月から1・8㌽拡大した。

 登録車全体に占める外国メーカー車のシェアは7・4%だった。外国メーカー車のブランド別ではメルセデス・ベンツが同21・0%減の3326台で首位となり、2位はBMWで同7・8%減の2285台、3位はフォルクスワーゲン(VW)で同26・9%減の2231台、と続いた。ルノー、フェラーリ、アストンマーチン、スカニアの4ブランドが7月としての最多台数を更新した。

 外国メーカー乗用車の価格帯別では、1千万円以上が同23・5%減の1915台、400万円以上1千万円未満が同9・7%減の7876台、400万円未満が同38・4%減の5035台といずれもマイナスだった。

 輸入車全体では同25・3%減の2万691台で11カ月連続のマイナスとなった。国内メーカーの海外生産車は同27・7%減の4876台だった。