提携するメイ・モビリティの自動運転車両

 ソフトバンクは、自動運転関連事業を強化する。23日にトヨタ自動車などが出資する自動運転開発の米メイ・モビリティと業務提携すると発表。2023年中に東京都港区のソフトバンク本社周辺での実証実験を計画する。社会課題の解決を目指して自動運転の実用化を加速する。

 ソフトバンクが23日に開催した定時株主総会で宮川潤一社長が今後の自動運転事業の方向性を明らかにした。4月に発足した先端技術開発研究所を社長直下の組織として自動運転関連事業に注力する。5G(第5世代移動通信システム)ネットワークの整備と並行して高精度3Dマップの開発などへの取り組みを加速する。

 また、自動運転の基本ソフトを開発するメイ・モビリティと業務提携することで合意した。自動運転サービスを手がける子会社ボードリーが展開する自動運転バスの実証実験などにメイ・モビリティのノウハウを組み合わせる方針。

 宮川社長は「5Gで町全体が繋がり、自動運転などが実現する。交通課題や過疎地の医師不足などの社会課題を解決する、次世代の社会インフラを目指す」と述べた。