(写真0-左)ウクライナで貴族の娘に生まれパリで画家として活躍したマリー・バシュキルワエフの胸像(フランスのサン・マルソー製作の大理石・1895年)。松方コレクションの東京国立西洋美術館での展示品 (写真0-右)この胸像の写真を載せた募金箱を展示場出口のホールに設置し、ロシアの砲撃によって破壊されたウクライナ美術館の復興寄付を募っていた

コロナ禍、半導体不足、原材料費の値上がり、そしてロシアのウクライナ侵攻によるリスクも加わった欧州。ドイツのプレミアム御三家のCEOはドイツ政府と連絡を密にしており、ドイツ自動車工業会(VDA)も「ロシア産のガス供給が絞り込まれると業界としても自動車産業の直接従事者80万人の雇用に影響が出てくる」と警告を発している。しかし、ドイツの本音は「ロシア無…