前回に引き続き、今回も個人情報保護法についてのお話です。個人情報保護法において、保護されるべき情報として①「個人に関する情報」と②個人識別符号がある旨、前回お話しました。もう一つ、保護すべき情報として「要配慮個人情報」というものがあります。これは、本人の人種、信条、社会的身分、病歴、犯罪の経歴、犯罪により害を被った事実その他本人に対する不当な差別…