セットから診断結果の取得まで5分以内で済ませるビルズ。同社のクラウドにデータを吸い上げ、スマートフォンなどに劣化度合いを提示する

電池性能評価を手掛ける東洋システム(庄司秀樹社長、福島県いわき市)は、中古電気自動車(EV)の駆動用バッテリーを短時間で診断するサービスを年内にも実用化する。車載式故障診断装置(OBD)から得た充電時の電圧などのデータをクラウド上で処理し、駆動用バッテリーの残存性能を5分程度で提示する。国内でもEVへの関心が高まる一方、中古EVの商品競争力を高め…