先日、あるテレビ番組で、落語家の立川談春の姿を見た。落語のことはよくわからないが、かねがね機会があれば一度高座での姿を見たいと思う落語家だ。その立川談春の著書「赤めだか」が自宅にある。インタビューでも語っていたが、「赤めだか」の中に印象深いことがいくつか書かれているので紹介したい。立川談春は、17歳で立川談志(故人)に師事し、紆余曲折の後、現在の…