トヨタ自動車は、長引く生産変動や原材料費などの高騰に苦しむサプライヤー向け支援策の検討に入った。挽回生産を見込んで準備していた費用や、極端な市況変動による原材料費などの一部を肩代わりするほか、2022年上期の価格改定を見送ることも検討する。トヨタとしては営業利益の押し下げ要因になるが、コロナ禍で生産計画の修正が続き「仕入れ先の信頼関係を失いかねな…