マツダ「CX-5」のフロントグリル下部に採用

 豊田合成は4日、めっきの新技術「新漆黒めっき」を開発し、12月に発売されたマツダの新型「CX―5」でフロント部に採用されたと発表した。今後は幅広い部位での使用を想定し、加飾バリエーションの拡充により、多様なデザインニーズに対応する。

 従来のめっき薬液を改良することで、同社が14年に開発した「漆黒めっき」に比べ、明度を約20%下げるとともに、従来技術では表現できなかった濃い青味を持たせた。これにより、深みのあるスポーティーな黒色を実現した。