川崎重工業が2日発表した2021年4~12月期の連結決算は営業損益が390億円となり黒字転換した。前年同期は37億円の赤字。モーターサイクル&エンジン(MC&E)事業は先進国のアウトドア需要の高まりで大幅に収益が改善した。売上高は同0・6%増の1兆387億円と前年並みだった。営業損益の増益要因では、MC&E事業の売上増が大きく貢献した他、為替変動…