左の正規品には製造月「0609」を示すマークがあるが、右はレーザー加工で除去されている。製造月が古いことを隠して販売するためと見られている

深刻化する半導体不足を背景に、半導体の性能評価試験サービスの需要が拡大している。自動車メーカーやサプライヤーでは、不足している車載半導体の調達量を補うため、流通在庫品や汎用品の半導体を応用して使うケースが増えているが、流通在庫品には粗悪品が含まれることもあり、製品出荷後に半導体が原因で不具合が発生したケースもあるという。車載半導体の安定調達には時…