トヨタ自動車労働組合(西野勝義執行委員長、組合員6万8千人)が、2022年春闘で年間一時金を月額給与の6・9カ月分を要求する執行部案を固めたことが20日までに分かった。増額要求は3年ぶりで、新車販売の回復などが背景にある。前年は一時金として6カ月分を要求し、満額回答を得た。1月末に組合員に提示した上で2月上旬に正式決定し、労使交渉に臨む見通しだ。…